WCM   Wafer Charging Monitors, Inc.

よく寄せられる質問

本ページの最初の項では、ウェーハチャージングに生じる可能性のある問題と ウェーハ チャージングモニタでどのように解決したらよいかについての Basic FAQ を 扱っています。これらの事項に関してよくご存知の場合には、この項を飛ばして、直 接、詳細な Advanced FAQ をご覧ください。

Basic FAQ

1.Q. 「ウェーハ チャージング」とは何ですか ?
A. ウェーハ処理工程の最中にウェーハ表面に電荷が溜まる現象(チャージング)です。

2.Q. どのようなウェハーでチャージングが発生するのですか ?
A. イオ ン注入、プラズマ エッチング、アッシング、プラズマ CVD、スプレー洗浄です。

3.Q. チャージングはウェーハにダメージを 与える可能性がありますか ?
A. あります。このダメージは、ウェーハ歩留り、製品 の信頼性、あるいはその両方を低下させます。

4.Q. どのような構造がチャージングダメージを受け易いですか ?
A. 薄い ゲート 酸化膜、浅い接合、EEPROM セルなどです。

5.Q. ウェーハチャージングで問題があった場合、ど うすればよいですか ?
A. WCM 社の 「CHARM®-2」 ウェーハ チャージングモニタおよび ChargeMap® ソフ トウェアをご使用ください。

6.Q. どの装置がチャージング ダメージの原因となっ ているかを判別するのに一番よい方法は ?
A. チャージングを発生させる可能性のある装置で CHARM®-2 ウェーハを使用してみてください。チャージングの問題があれば、問題を起こした装置が突出して(SORE THUMB)いるのが判ります。

7.Q. CHARM®-2 ウェーハを使用すると、生産用装置の評価に使用できますか ?
A. できます。これは、現在使用中の「良好」 (ウェーハ チャ ー ジング ダメージの原因とならないという意味で) とされる装置から得られた CHARM®-2 の結果と、新しい装置から得られた CHARM®-2 の結果を比較することで可能と なります。新しいツールの CHARM®-2 の結果が現在使用しているツール と比べて同等又はそれ以上の場合は、新しいツールで処理されたウェーハもウェーハ チャージング ダメージは受けないはずです。

8.Q. WCM 社の「CHARM®-2」ウェーハチャージング モニタ ウェーハはどのように機能しますか ?
A. 実際のウェーハ処理同じ条件下でチャージング量を測定することができます。特別に設計された EEPROM ベースのセンサーを内蔵しています。

9.Q. CHARM®-2 ウェーハを使用するために、装置 を改造する必要がありますか ?
A. ありません。

10.Q. CHARM®-2 ウェーハはどのように使用すればよいで すか ?
A. 実際に使用されているウェーハ処理工程で処理し、EEPROM センサ ー を測定して、チャージング量を決定します。

11.Q. 加工装置で ウェーハ チャージングの量を正確に測るには、 分割して実験する場合、CHARM®-2 ウェーハ は何枚必要ですか ?
A. 1 枚です。CHARM®-2 ウェーハは、 繰り返し再使用が可能なため、コスト効率が大変優れています。

12.Q. CHARM®-2 の 結果は再現性はどうですか ?
A. CHARM®-2 ウェーハは、使用前に較正されているため、結果はウェーハ対ウェ ーハ、また、ロット対ロットなどで、高い再現性持っております。

13.Q. 製品ウェーハへのダメージを予測する場合に、 これらのモニタはどの程度信頼できますか ?
A. チャージング結果が「良好」である場合には、チャージン グダメージの可能性は、非常に低くなります。
チャージング結果が「良好でない」場 合、 ダメージの可能性があります。
結果が「その中間」の場合には、安全性を 確認するため、さらにテストする必要があります。

14.Q. モニタ ウェーハを測定するために、独自のテス トソフトウェアを作成する必要がありますか ?
A. ありません。Hewlett-Packard 社および Kiethley 社共に、両社のテスターで使用するための CHARM® モニタテスト ソフトウェ アを備えています。

15.Q. テスターを持っていない場合でも、CHARM®-2 ウェーハを使用することはできますか ?
A. できます。WCM 社では、ご使用のウェーハをテストするこ と ができ、結果を要約したレポート (ウェーハ マップおよび J-V グラフ付き) を提供しております。

16.Q. WCM 社では、CHARM®-2 用アプリケーション の サービスをしてもらえますか ?
A. はい。WCM では、アプリケーション及びデータ解析を全てのお客様に提供しております。

17.Q. 「ウェーハ チャージングモニタ」の使用対象者 は ?
A. 新プロセスや設計した装置をチェックする半導体装置メーカーや、ウェーハ製 造の確認又は改良するプロセスエンジニアです。

18.Q. CHARM®-2 ウェーハ はどういった目的で使 用されるのですか ?
A. CHARM®-2ウェーハ は、一般的に問題を起こした装置の特定、装置の安定性のモニタリング、装置およびプロセスの改良、メンテナンス後の装置の確認、ウェーハスループッ トの向上といった一般的な目的で使用されます。

19.Q. これらのモニタの資料に関する問い合せは、どこへ 連絡すればよいですか ?
A. WCM 社では、「自由にお問い合わせできる」の照会先として同意を得たお客様名と電話番号を 配布して おります。

Advanced FAQ

以下のプロセスをクリックして、関連の「Advanced FAQ」を参照してください。

プラズマ エッ チ イオン注入 プラズマ CVD
一般事項 トポグラフィー & レジストの影響(パターン配置、形状)

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